署名提出・陳情と報告会見のご報告

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先の記事でお知らせ致しました通り、解体された高田瞽女杉本家の跡地を【瞽女の歴史文化を後世に伝える為の拠点】として残したいという思いを込めた1567名の署名 (7/10現在) をこの7月10日に上越市長に渡し陳情に行って参りました。

「瞽女の文化は世界に誇れるもの」という考えに上越市長も深く共鳴して下さり、その瞽女文化がこの地上越にあるということに誇りを抱いて下さいました。そのような事もあり大変和やかな陳情となりました。

道のりはまだ遠いのですが、やれること、やるべき事をこれからも、一歩づつ進めていく所存であります。
沢山の署名へのご協力、応援をいただき誠にありがとうございました。

その後、当館にて今回の陳情の趣旨と今後のNPO活動の展開について報告会見を開催致しました。

報告会見には、文化人類学者の広瀬浩二郎氏、当会会長、事務局長、顧問の斎藤弘美氏が同席し、それぞれに陳情の報告を致しました。

広瀬氏は報告の中で、大阪府千里の「国立民族学博物館」でこの秋 (9/19~) に開催される「世界の吟遊詩人をテーマとする特別展示」の中で取り上げる瞽女のことをインクルーシブ教育の事例を交えながら、 “瞽女文化” は世界に誇れるものだと熱く語られました。


※当日の模様はこちら→ (NHK新潟のニュース記事 : 動画あり)
上越ケーブルビジョンでの記事はこちら→(プレミアム会員のみ見逃し配信視聴可能)

ようやく、杉本家跡地保存への一歩が始まったと感じております。
これからも、皆様のさらなるご理解とご協力を賜りますようどうぞよろしくお願い致します。

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