5月2日付の瞽女ミュージアム高田のインスタグラムや新聞、地域情報サイト等で報じられたように、高田瞽女終焉の家・杉本家が、老朽化に伴いこの5月に解体されました。
当会ではその杉本家の屋敷跡地を、【瞽女の歴史文化を後世に伝える為の拠点】とするべく署名を(瞽女ミュージアム高田でご協力お願いしております) 募っておりますが、来たる7月10日に上越市長に陳情に行くこととなりました。
その後、今回の陳情の趣旨と今後のNPO活動の展開について報告会見を開催致します。
日時 令和6年7月10日 (水曜) 午後1時~2時
場所 瞽女ミュージアム高田
連絡先 025-522-3400 (事務局 小川)
今回の陳情と会見には、国立民族学博物館人類基礎理論研究部教授でもある文化人類学者の広瀬浩二郎氏が同席されます。
御自身も全盲である広瀬氏は、障害の有無にかかわらず誰でも楽しめる博物館【ユニバーサル•ミュージアム】を提唱し、実践されています。
今年の秋に大阪府千里「国立民族学博物館」で開催される特別展「世界の吟遊詩人」で、日本の展示として「瞽女の暮らしと技芸」が選択され、広瀬氏はこの特別展の瞽女のコーナーを企画、担当されております(当会も協力)。
また広瀬氏には、2016年に開催されました当館開館1周年の記念講演とワークショップを行って頂いており、この地とも深いご縁があります。
障害を超えて生き続けてきた高田瞽女の文化を上越市の歴史資産として後世に伝える為に、取材報道のご協力をお願いするとともにご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
なお、この会見の入場は報道関係者のみとなっておりますのでご了承ください。
署名に関しては当館で継続して行っております。ご協力いただける方はどうぞよろしくお願いいたします。